西之島、警戒範囲を縮小 火口周辺警報引き下げ
気象庁は本日(2026年9月8日)、西之島に発表していた火口周辺警報を「入山危険」から「火口周辺危険」に引き下げ、警戒が必要な範囲を概ね1.5kmから概ね1kmに縮小しました。火山活動の低下傾向が確認されています。
気象庁は2026年9月8日、小笠原諸島父島の西約130kmに位置する火山島、西之島における火口周辺警報の引き下げを発表しました。これは、2023年11月以降、噴火が観測されておらず、気象衛星ひまわりの観測でも周囲に比べて地表面温度の高い領域が認められないことから、西之島の火山活動が低下していると判断されたためです。
これにより、警戒が必要な範囲は山頂火口から概ね1.5kmから概ね1kmに縮小されました。しかし、山頂火口内では引き続き噴気が確認されており、今後、小規模な水蒸気噴火が発生する可能性も考慮されています。このため、山頂火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に引き続き警戒が必要です。また、気象庁は火山現象に関する海上警報を発表し、西之島付近を航行する船舶に対しても引き続き警戒を呼びかけています。